皮膚がんの種類

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皮膚がんは皮膚にできた悪性腫瘍の総称で、表皮内がん・有きょく細胞がん・基底細胞がん・悪性黒色腫など多くの種類があります。他の癌と違い、症状が自分の目で確認できることから早期発見もある程度可能です。ほくろやいぼなどがあれば、その大きさや色などの変化には十分に気を付けましょう。

皮膚癌の原因

皮膚がんの原因としてはまず紫外線があげられます。長年にわたり大量に浴びた紫外線は細胞の遺伝子を傷つけ、しかも蓄積されていく性質がありますので高年齢層になるほど発生しやすくなります。また、砒素やコールタールなど化学物質の皮膚への付着や、放射線の大量の被曝なども誘因となりますので注意が必要です。

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皮膚がんの診断

皮膚がんの診断は専門医による視診で大方の判断はつきます。また、病変の一部を採取して顕微鏡で観察する生検も行われます。さらに必要に応じてCT・MRI検査・超音波検査・全身シンチグラム等の画像診断をします。治療には手術による病変部の切除が基本です。ある程度癌が進行したケースでは、放射線治療や抗がん剤を用いた化学療法も行います。

皮膚がんで最も多い基底細胞がん

基底細胞がんは皮膚がんの中でも一番頻度の高い癌として知られています。患者さんの約半数が70歳以上の高齢者の方で占められ、長期の紫外線の蓄積が原因とみられています。進行スピードは遅く、他臓器やリンパ節転移などはあまり起こりません。

有棘細胞がんとは

有棘細胞がんは基底細胞がんと同じように紫外線の影響が強く、その他では外傷の傷痕・化学物質などが考えられます。また、ヒト乳頭腫ウイルスが関与しているという指摘もあります。

皮膚がんの中では悪性度の高いメラノーマ

悪性黒色腫(メラノーマ)は「ほくろの癌」として知られます。全身のどの皮膚からも発生しますが、足裏が30%程を占めています。非常に悪性度が高く、進行も速いことから早期発見が何より大切といえます。

表皮内がんとは

表皮内がんは転移する可能性のない段階の皮膚がんで、ボーエン病・パージェット病・日光角化症(光線角化症)などがあります。ボーエン病は中年以降に発生し、普段太陽光を浴びることが少ない背中・太腿・腹部・胸部等にできます。パージェット病は乳房パジェット病と乳房外パジェット病に分けられます。乳房パジェット病は40代以上の女性にみられ、乳癌と同様に扱われます。乳房外パジェット病は60代以上の男性に多くみられ 腋・へそ・外陰部などに発生します。日光角化症(光線角化症)は顔や首などの太陽光の浴びやすい部位にできます。高齢者に多く、進行すると有棘細胞癌に移行する場合もあります。