厚生労働省のメタボ検診って何?
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メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)という言葉は既に日常用語として定着した感があります。欧米化した食生活と長年の運動不足は、日本人にかつてなかったほどの生活習慣病の増加をもたらしています。以前は成人病とも総称されていた脳卒中、糖尿病、心臓病、高血圧、高脂血症などは現代病として今の日本に蔓延しています。長寿社会が加速する中、これらの患者数の増加は必至であり、厚生労働省としてもメタボ検診という形で対策に乗り出したわけです。
現在の日本では40代以上の中高年層の内、男性の2人に1人、女性の5人に1人がメタボリックシンドローム予備軍と推測されています。日常生活で体をあまり動かすことがない人が過度の飲酒や高カロリー食を続けると、内臓や血管内に脂肪が蓄積されていき内臓脂肪型肥満になります。厚生労働省では、この状態の人がさらに高血圧・高血糖・脂質異常の中の2つ以上が認められたときにメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)と呼ぶことになっています。ちょうどお腹から腰にかけて浮き袋上の脂肪が付いている人は要注意と言えます。
メタボ予防には毎日の生活習慣を少しずつでも改善していくことが大切となります。まず食事に関しては欠食せず3食ちゃんととる、油物を控えめにする、夕食は軽めにすることなどです。また、内臓脂肪の減少や消費エネルギーを増やすために適度な運動を習慣化させましょう。
メタボ検診の診断基準
厚生労働省のメタボ検診では、以下のようなメタボリックシンドロームの診断基準を設けています。
(腹囲):男性85cm以上、女性90cm以上
(高血圧):最高血圧130mmHg以上もしくは最低血圧85mmHg以上
(高血糖):空腹時の血糖値110mg/dL以上
(脂肪異常):中性脂肪が150mg/dL以上もしくはHDLコレステロール 40mg/dL未満
腹囲の測定の仕方ですが、まず立位の姿勢で息を吐きます。そして服を着ていない状態で、おへその高さで並行に測ります。メタボ健診では肥満度のチェックに使われるBMI(体格指数)は基準にはなりません。