肝臓がんの種類

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肝臓がんにはいくつもの種類がありますが、肝細胞に発生する肝細胞がんが9割以上を占めます。それ以外では、胆管細胞に発生する胆管細胞がんや小児に発生する肝細胞芽腫、胆管嚢胞腺がん・カルチノイド腫瘍などがあります。

肝臓がんは男性に多い

肝臓がんの発症年齢の平均は55才くらいで、女性よりも男性に多いとされています。また、日本では増加傾向にあることも知られています。

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肝臓がんの症状

肝臓がんには初期症状というようなものはあまりなく、かなり悪化するまで自覚症状がないという特徴があります。腫瘍が大きくなるに従い、腹痛・腹水・黄疸・食欲不振・倦怠感などの症状がでてきます。

大部分がウイルス感染による発症

肝臓がんの大部分を占める肝細胞癌は、その90%以上がウイルス性肝炎か肝硬変を併発しています。つまり大半の肝細胞ガンは肝炎ウイルスの感染が原因であると考えられます。肝炎ウイルスにはA型・B型・C型の3つがありますが、その内で発症に関わってくるのはB型とC型であり血液を介して感染します。

肝臓がんの検査

肝臓がんの診断には血液検査と画像検査を行う必要があります。血液検査では肝機能だけでなく、腫瘍マーカーを調べることが重要な目的です。肝臓癌の腫瘍マーカーではAFP(アルファ・フェトプロテイン)が有効な検査対象となっています。ただし、肝炎や肝硬変でもAFPが陽性になることがありますので、超音波検査やCT・MRI検査などの画像診断も同時に行うことになります。

肝臓癌の治療法

肝臓がんの治療には手術による外科的な肝切除が根治には最も優れています。また肝臓癌は再発率が高いこともあり、何度も行える内科的な肝動脈塞栓術(TAE)や経皮的エタノール注入法(PEIT)なども大きな役割があります。肝細胞がんがまだ小さい場合は、癌細胞のたんぱく質を凝固させるマイクロ波療法も有効とされています。

肝臓がんの再発率は高い

肝臓がんは再発率が高いことでも知られています。これは患者さんの9割以上が慢性肝炎や肝硬変を併発しているため、残った肝臓に再び癌が発症しやすいからです。また、比較的小さな段階で周りの臓器に転移するという肝臓癌の性質にも関係しています。再発を早期に見つけて適切な治療を施すためにも定期的な病院での検診が重要です。