大腸がんの症状と検査

スポンサードリンク

大腸がんは初期段階での自覚症状はほとんどありません。ですので人間ドックでの検診や職場の健康診断で発見されるケースも多いです。進行していくと血便・下痢・便秘・腹痛・残便感など、主に排便に関する症状が現れます。ただ、これらを痔によるものと誤解して病院に行くことを遅らせてしまう場合もよく見られますので気をつける必要があります。
大腸がんは早期発見されればほとんど完治させることが可能ですが、この段階での初期症状というものは一般的にはありません。よって、現在地域や職場で普及しつつある便の潜血反応を調べる集団検診が大きな意味を持つことになります。癌センターで大腸癌の手術を受けた患者さんの約3割が、便潜血反応によって発見されているというデータもあります。
大腸がんの確定診断のためには注腸造影検査や大腸内視鏡検査、腫瘍マーカー、画像診断等が必要となります。注腸造影検査は癌の大きさや位置を正確に知るためのものです。下剤で便を排出した後、肛門からバリウム溶液と空気を注入してX線写真をとります。大腸内視鏡検査は内視鏡を直腸から盲腸まで挿入し病変を観察するものです。検査中は基本的に大きな痛みは伴いませんし、時間も20分程で終了します。腫瘍マーカーは血液検査によって癌であるかを推定する方法です。ただ、初期段階では正常値を示すことが普通ですし、大腸がんが進行していたり転移・再発した場合でも必ずしも異常値を示すわけではありません。画像診断には超音波検査・CT・MRI・PETなどがあります。癌の進行度合いや再発、他臓器への転移を調べるために行われます。

大腸がんの原因

大腸がんが日本で増加している大きな原因は、食生活の欧米化による動物性脂肪やたんぱく質の過剰摂取にあると考えられます。また肥満・喫煙・飲酒も危険要因となります。予防にはこれらの生活習慣の見直しが大切です。

スポンサードリンク

大腸がんの治療

大腸がんの治療には、初期であれば内視鏡的治療や外科療法による手術が大変有効で完治させることも可能です。ただし、発見が遅れてかなり進行しているような場合は放射線療法や化学療法(抗がん剤治療)も行われます。